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第16回 バクシーシ杯 結果

令和最初の対価となった今回、48名ものプレイヤーにご参加いただきました!

いつもありがとうございます!

スペース一杯のレガシー民

前回大会ではまさかの黒単系がTier1という魔境三河っぷりを見せつけましたが、今回の大会では下記のようなデッキ分布となりました。

デスタク 6

奇跡 6

URデルバー 5

ANT 4

マーベリック 3

ペインター 2

黒単リアニ 2

BGデプス 2

赤単エルドラージ 2

グリコン 2

赤単プリズン 2

その他 12

デスタク&奇跡が同率Tier1という結果からも、白基調が人気でした。

次点はURデルバー、ほとんどのリストがWARからの新戦力《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》を多数搭載しており、新たな潮流が見られました。

続いてANTは、これも新戦力の《ボーラスの城塞/Bolas's Citadel》を《むかつき/Ad Nauseam》の代わりに搭載したタイプが見受けられました。先置きできる《むかつき/Ad Nauseam》と考えたら…そりゃ強いですわ!

ここ最近のメタゲームが比較的ロングゲーム化していることからか、世界的にシェアをじわじわ伸ばしているマーベリックもここに登場。多色ミッドレンジ故に、様々なカードを搭載できる懐の深さは魅力的ですね。

ペインターも同様に《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》を手に入れ、大幅に強化されたようです。

一方で、最近結果を出しているポストや純正エルドラージ、またSnTなどのコンボ系はほとんど見ることがありませんでした。

今回の魔境ポイントですね。

以上のような環境を潜り抜けたTOP8プレイヤーと仕様デッキ分布は下記のようになりました。

デスタク 3

URデルバー 2

奇跡 1

赤単エルドラージ 1

納墓コントロール 1

やはりここでもデスタクが強い!

奇跡と合わせて半数がTier1という状況から、これらのデッキのポジションが現環境での最適解と言えるのではないでしょうか。

一方で赤単エルドラージや納墓コントロール(⁉)といったニッチなデッキも入賞しており、まだまだレガシーは研究の余地がありますね。

優勝者:サイダ タクヤさん

使用デッキ:デスタク

令和初代チャンピオン、サイダ タクヤさんの光り輝くデスタク!

ん?平地が光ってませんね...いやいやこの枚数のGURU!?

凄まじいまでのデスタク愛が感じられます。

また、新戦力《高名な弁護士、トミク/Tomik, Distinguished Advokist》がメイン採用されているのも興味深いですね。不動産関係に強い弁護士。

ミラーを意識されての採用でしょうか?

事実、今大会のデスタク数や決勝でのミラーマッチなど、ご慧眼に感服です!

おめでとうございます!

準優勝:ワタナベ リョウスケさん

使用デッキ:デスタク

熱いミラーマッチとなった決勝!

惜しくも準優勝となったワタナベ リョウスケさんのデスタク。

こちらは《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》を採用して一層土地を締め上げる仕様。

サイドには《流刑への道/Path to Exile》が2枚、《歩行バリスタ/Walking Ballista》も取られており、対クリーチャー戦への意識の高さが伺えます。

他にも《テューンの戦僧/War Priest of Thune》が取られていたりと入念な調整がみられますね。

TOP4:サワダ ケンさん

使用デッキ:奇跡

こちらは比較的オーソドックスな奇跡…いや、メインに《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》が2枚!?

高い殺意を感じますね。

攻守に優れるギデオンですが、マナコストの重さからキャストするタイミングが非常に難しそうです。

高い技術に裏付けされた独自のチューン、下手に真似すると火傷するぞ!

TOP4:カドカワ コウタさん

使用デッキ:納墓コントロール

これは主宰も初見のデッキ!

純正青黒リアニをコントロールタイプへ昇華させたようですね。

最低限のリアニパッケージと、《納墓/Entomb》を腐らせないように《暗黒破/Darkblast》などを搭載して最大限のシナジーを狙っていく構成は非常に興味深いですね。

素出しも見込める《墓忍び/Tombstalker》や、《最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hope》や《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》など軸をずらした勝ち手段もあり、多角的に攻めれるコンボデッキに仕上がっています!

TOP8:キンバラ シンノスケさん

使用デッキ:URデルバー

URデルバーの巨匠、キンバラ御代が今回も入賞!流石ですね...

一生添い遂げると言った※要出展《航空船を強襲する者、カーリ・ゼヴ/Kari Zev, Skyship Raider》の姿はなく、アヴェンジャーズに出てきそうなヴィジュアルの《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》が新規作用されています。

これに合わせて1マナ域のキャントリップ《定業/Preordain》が増加しています。

《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》はタフネスも高くコンバットでも生き残りやすいため、一度回り始めるとあっという間にアドバンテージを広げていく恐ろしい生物。。。

先生の次回作に期待してます!

TOP8:カワムラ タカユキさん

使用デッキ:赤単エルドラージ

去年の10月頃から少しずつ姿を現している赤単エルドラージ。

メインから4枚の《血染めの太陽/Blood Sun》が採用されていることが特徴的であり、土地単やDDはもちろんのこと、大抵のデッキはフェッチすら起動できなくなること、また使われて厳しい《不毛の大地/Wasteland》などを封殺しつつ、4枚搭載された《裏切り者の都/City of Traitors》を継続的に使用できるなど、完全に構成と噛み合っています。

また、《燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillows》と《罰する火/Punishing Fire》のコンボも阻害しないため、まさにマスターピースと言えます。

申し訳程度のキャントリップが地味に偉い!

新戦力としては《永遠衆、ネヘブ/Neheb, the Eternal》が採用されており、これも攻め手を絶やさない手段となっているようです。

サイドの《転倒の磁石/Tumble Magnet》が渋い!!

TOP8:ヤスダ タクミさん

使用デッキ:URデルバー

こちらも新戦力の《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》を搭載したURデルバー。

ヤスダさんのリストは3枚の《僧院の速槍/Monastery Swiftspear》が搭載されており、果敢による早いクロックも視野に入れているようです。

《若き紅蓮術士/Young Pyromancer》と《呪文貫き/Spell Pierce》も搭載し、果敢型が苦手とするコンボデッキに対しても相性が改善されています。

やはり今後、《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》はUR系デルバーのスタメンに定着していきそうですね!

TOP8:スギウラ トシタカさん

使用デッキ:デスタク

こちらも今大会最大勢力のデスタク。

《オルゾフの司教/Orzhov Pontiff》が採用されていますが、黒マナ捻出は《魂の洞窟/Cavern of Souls》のみ⁉

もしくは《霊気の薬瓶/AEther Vial》から飛び出す仕様と見受けられます。

また、4枚目の《ちらつき鬼火/Flickerwisp》が《修復の天使/Restoration Angel》に差し替えられている点も興味深いですね。

レガシー環境でのタフ4飛行は撃墜困難!

ここまでに3種のデスタクがありましたが、それぞれの戦略や思想が垣間見えて非常にデッキ自由度の高い、懐の深いデッキということがわかります。

今後もメタの一角として存在感を見せてくれそうです!

今回は以上となります。

次回は6/16(日)開催予定となります。

次回のご参加もお待ちしております!!


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