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Baksheesh Finals2019 結果

今年最後となるバクシーシ杯、Baksheesh Finals2019!

皆様のご愛顧・ご協力のお陰で、過去最高となる69名のご参加をいただきました!

いつものことながら、感謝に絶えません…本当にありがとうございました!

いつものご愛顧にお応えするべく、ささやかながら今回の賞品群を増強!

各種デュアラン、その他有力カード類を一気に放出しました。

当日、会場には東海各地方から猛者たちが集結!

常連の方々に加え、初参加の方々も多数お見えになりました。

スイスラウンド7回戦+SE3回戦の長丁場がこれから始まる…!

【メタゲームBreakDown】

さて、本大会の直前にレガシー界を揺るがす禁止改定が発表。

《レンと六番/Wrenn and Six》禁止

これにより抑圧されてきた多数のデッキたちが息を吹き返すと目された反面、多くの《レンと六番/Wrenn and Six》愛好者たちのデッキが変更を余儀なくされる事態となり、モダンホライズン発売前のようなカンブリア紀の如く混沌した環境となることが予想されました。

ところがどっこいやっぱり三河、リアニが最大勢力!!

むしろ混沌とした環境となるからこそ、予想し相対することよりも押し付けていくことを選択したプレイヤーが多数いたものと見受けられます。また、これまで《レンと六番/Wrenn and Six》に不当な抑圧を受けてきたDnTがこれに次いで2位、その後ミラクル・デルバー・赤単エルドラージと続いています。赤単エルドラージは最近しっかり主流アーキタイプになりましたね。

しかし流石レガシーと言ったところか、最大勢力のリアニと言えど全体の10%にも満たない多様性!

「やりたいことができる」「自己表現」のフォーマット、それがレガシー!みんなもやろう!(隙あらばダイマ)

【TOP8】

混沌とした環境かつ多数の猛者たちが割拠した今大会を勝ち上がったツワモノたちはこちら!

スイスラウンド成績順:

1st イトウヒカルさん(感染)

2nd ドイサツキさん(DnT)※第20回大会優勝、1byeあり

3rd サイダタクヤさん(DnT)※第16回大会優勝、1byeあり

4th ハセガワタツヤさん(URデルバー)※第12回、18回大会優勝、1byeあり

5th スギヤマタクミさん(ANT)※名古屋バクシーシ杯Vol1優勝

6th シオミヒロヒサさん(RUGデルバー)

7th ムカイユウキさん(ホガークアルター)

8th マツムラアスカさん(ドレッジ)

各所でお目にかかる強プレイヤーが揃い踏み!

今期途中から導入した定例大会の副賞:1bye保持者も3名入賞!やっぱByeは持ち得^^

優勝:サイダタクヤさん

使用デッキ:DnT

選択された賞品:《Underground Sea》

居並ぶ猛者達をかき分け、Baksheesh Finals2019の頂点に立ったのは 第16回大会優勝者、サイダタクヤさん!過去優勝時と同様、DnTを使用しての優勝…お見事です!紛うことなき東海最強のDnTマスター!

《セラの報復者/Serra Avenger》や《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》が搭載され、《歩行バリスタ/Walking Ballista》は不採用となっていて比較的アグレッシヴなスタイルです。また、これらと合わせて《ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revoker》が3枚とられるなど、特に《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を意識されたかのような構成ですね。サイド枠には《安らかなる眠り/Rest in Peace》×2、《外科的摘出/Surgical Extraction》×2と厚めの墓地対策。三河のメタゲームを熟知していればなお頷ける!

環境を理解し、地域特色を熟知した1つ2つ上を行く構成とご慧眼、これに裏付けされた優勝!

おめでとうございます!!

来年のご活躍も期待しております!!

準優勝:スギヤマタクミさん

使用デッキ:ANT

選択された賞品:《Tundra》

で、出たー!愛知を代表するヤベェANTマスター!(誉め言葉)

メインのリストについてはもはや語ることもなく…敢えて言うなら《巣穴からの総出/Empty the Warrens》が1枚搭載されていることが昨今珍しい点でしょうか。他は素人が口を出すことが野暮ですわね…

しかし愛知界隈でのヤベェ(誉め言葉)ANT使いであるその手腕に疑いはなく、主宰が観戦していた中ではSE1回戦目の対URデルバー戦でその片鱗を拝見しました。

盤面にはTropical IslandとVolcanic Island、《水蓮の花びら/Lotus Petal》があり黒マナが厳しそうな状況。ここから《水蓮の花びら/Lotus Petal》を切って《暗黒の儀式/Dark Ritual》をキャストし、相手の手札にある《意志の力/Force of Will》を引き出させました。しかしその実、手札にはもう一枚の《水蓮の花びら/Lotus Petal》が!これは黒マナ捻出が難しそうな擬態から、虎の子カウンターの誘い込みアクション!《暗黒の儀式/Dark Ritual》が打ち消された後に《水蓮の花びら/Lotus Petal》キャストからコンボを開始、諸々キャスト後に《冥府の教示者/Infernal Tutor》経由で《苦悶の触手/Tendrils of Agony》!《意志の力/Force of Will》による1点ルーズとストーム+1によってキッチリ吸いきる見事なプレイング、そして相手の動きを読んだ上での迅速なストーム算!すべてが美しい!!

もし冥府の教示者にカウンターを撃たれていたら…勝利は難しかったでしょう。

惜しくも準優勝とはなりましたがその実力は折り紙付き、来年のご活躍にも期待しております!

※スギヤマさんのご希望により「五木ひろし」をアピールするよう申し付けられましたのでここに宣伝させて頂きます。

「五木ひろし 全曲集2020」2019年12月11日On Sale!

今後ともよろしくお願いします。

TOP4:ドイサツキさん

使用デッキ:DnT

選択された賞品:《オパールのモックス/Mox Opal》※ジャッジ褒賞Ver

第20回大会優勝者のドイサツキさん、その当時はDDを使用しておられましたが、不倶戴天の 《レンと六番/Wrenn and Six》が昇天したことにより伝家の宝刀DnTを携えて参陣!そしてTOP4入賞という確かな実力を示されました!

《護衛募集員/Recruiter of the Guard》のサーチ先として《歩行バリスタ/Walking Ballista》が1枚搭載されてます。《レンと六番/Wrenn and Six》の不在によりタフネス1が跋扈する未来線において、バリスタの価値は疑いもないですね。1歩先行くご賢察!

そして何より数々のFoil、サリアでまとめられたサプライ系から強いDnT(サリア?)愛を感じます!

TOP4:マツムラアスカさん

使用デッキ:ドレッジ

選択された賞品:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》

マツムラさんが使用されたのは古式ゆかしきドレッジ…かと思いきや、《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》が鎮座!ゾンビの横並び圧だけでなく、突破力を持ったデカブツも擁することで展開力&プレッシャが向上していますね…《外科的摘出/Surgical Extraction》1-2発程度ではその攻勢を止めることは困難!

アングルードのゾンビトークンがシャレオツです^^

TOP8:ハセガワタツヤさん

使用デッキ:URデルバー(果敢型)

選択された賞品:《霧深い雨林/Misty Rainforest》

レペゼン三河のURデルバーマスター a.k.a Kingハセガワ!

ここでもTOP8入賞と、安定した実力を見せつけてくれました!

今回マスターが選択したのは果敢型!?《損魂魔道士/Soul-Scar Mage》が3枚搭載、1マナクロックを重点強化!当然《戦慄衆の秘儀術師/Dreadhorde Arcanist》との相性も抜群、《蒸気の絡みつき/Vapor Snag》によるテンポ戦略もガッチリ噛み合う構成となっています!安全弁として《厚かましい借り手/Brazen Borrower》が1枚取られているところにバランス感覚が見受けられます。一方で半ば定番化した《真の名の宿敵/True-Name Nemesis》は非採用。《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の食物トークン、鹿変化によるロングゲーム化を見越してか《硫黄の渦/Sulfuric Vortex》が2枚サイドに取られているのも興味深いですね。

達人の進化は留まるところを知らない!

TOP8:イトウヒカルさん

使用デッキ:感染

選択された賞品:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》

こちらも長らく《レンと六番/Wrenn and Six》により不当に虐げられてきた感染デッキ、ここにきて復権の兆し!?モダンホライゾンで《厚鱗化/Scale Up》を得て確実に強化されたアーキタイプではあったものの、いかんせん例の2マナPWの支配力が強く、そのポテンシャルを見せられずにいました。主宰が見ていた中で、《貴族の教主/Noble Hierarch》で20点削り切るゲームがあったのが印象的…イトウさん曰く「10マッチ中1、2回くらいありますよ」とのこと。他にも《冠水樹林帯/Waterlogged Grove》が自然と採用されていたりと細かいアップデートがありますね。フルFoilからも伝わるデッキ愛、お美事です!

TOP8:シオミヒロヒサさん

使用デッキ:RUGデルバー

選択された賞品:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》

《レンと六番/Wrenn and Six》を失ってなお高い戦闘力を持つRUGデルバー!

シオミさんは空いたスロットに《もみ消し/Stifle》を搭載し、テンポ要素を強化しています。また、《定業/Preordain》ではなく《思考掃き/Thought Scour》が採用され、《わめき騒ぐマンドリル/Hooting Mandrills》や《マグマの陥没孔/Magmatic Sinkhole》のコスト供給を意識されているようです。こういうアプローチもアリですね!特に《マグマの陥没孔/Magmatic Sinkhole》は昨今見かけることの多くなった《タルモゴイフ/Tarmogoyf》など高タフネスクリーチャーの殆どが射程圏内に入ること、またPWも的にできることからコントロール系にも腐ることが少ない優良除去!ナイスチョイスです^^

RUGデルバーは今後も進化していきそうですね…シオミさんの次回アップデートに期待しています!

TOP8:ムカイユウキさん

使用デッキ:

選択された賞品:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》

こちらは珍しいホガークアルター!

主宰の知る限り、この原型はモダンで見られたホガークヴァインからの発展系だったと記憶しています。当時のリストから《陰謀団式療法/Cabal Therapy》や各種デュアランによってレガシー用にアップデートされています!ドレッジほどの速度はないものの、《狂気の祭壇/Altar of Dementia》によるLOなど多角的な攻め方ができるのが魅力的!これは墓地スキーの主宰も組んでみたくなりますわ…いや絶対楽しいでしょコレ!

今回は以上になります。

また2020年もFinalsを開催したいと思いますので、来年もよろしくお願いします!

少し早いですが、皆様良いお年を!

PS.

次回定例大会は20年1月初旬を予定しております。


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